2016年07月26日 18:51

臨時休業のお知らせ 

カテゴリ:toyotagarou
―臨時休廊のお知らせ―


いつも当画廊をお引き立て頂き誠にありがとうございます。
また、ブログへのご訪問ありがとうございます。

この度、誠に勝手ながら
8月3日(水)は、都合により臨時休廊とさせていただきます。
ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承の程 宜しくお願い申し上げます。




さて、只今は、下記の通り、「日本画軸装展」 開催中です。 

床の間を装う 日本画軸装展

7月20日(水)~8月2日(火) 
午前10時~午後7時(最終日は4時閉場)


横山大観 川合玉堂 竹久夢二 堂本印象 小杉放菴 伊東深水
上村松園 前田青邨 村上華岳 竹内栖鳳 他



「床の間を装う 日本軸装展」
通常とは違う雰囲気になり、画廊全面掛軸です。
時代を経た掛軸はさすがに圧巻で歴史の重みを感じます。
日本画の持つ品格や静謐さなど、日本の素晴らしさをどうぞ味わってください。

臨時休業のお知らせ 




今回、非常に内容が濃く、格調高く、良品揃いの掛軸が揃っております。

竹久夢二、伊東深水、上村松園と、美人画は特に秀逸です。

上村松園の作品は小品ではありますが、センスが良く洒脱な表装で、極めて良品です。
お正月掛けに縁起物です。

伊東深水の作品も見事です。女性の立ち姿は縦構図の掛軸ならではの作品です。
美しい顔立ちの女性に、艶やかな着物、紅や襦袢の赤の色気。
深水の代表的な絵柄で、この作品はかなりの逸品です。出物です。

前田青邨の軸は、翁 松平(徳川)慶喜を描いたもの。
凛とした緊張感があり、観る側も気が引き締まる作品です。

小杉放菴の軸は、松尾芭蕉の「奥の細道」の一句を描いた掛軸です。
田舎馬に芭蕉が揺られていく画は風情があり、馬と芭蕉の顔立ちが何とも言えぬ優しくほっこリとした気持ちになります。

美術の好きな方だけでなく、文学・歴史に造詣の深い方にも楽しんで頂ける作品が多くあります。
ぜひ実物をご覧いただきたと思います。。

(物故作家につきましては所定の鑑定証付です)





現代作家の掛軸も見応えがあります。臨時休業のお知らせ 
表具も現代的で、床の間以外、リビングなどにも掛けることができる軸装品です。
「掛軸=床の間」という観念は捨てていただき、インテリアや行事にあわせて楽しく飾っていただけます。



この機会にぜひご来廊ください。











臨時休業のお知らせ 

横山大観 「扇面 月夜」 紙本水墨 共箱 横山大観記念館鑑定

臨時休業のお知らせ 

















豊田画廊ホームページ 豊田画廊HP
同じカテゴリー(toyotagarou)の記事画像
油絵の魅力展 5/13~6/1
増本寛子日本画展  会期変更 7/15~7/20
安元亮祐展 -記憶の中の猫-  4/8~4/20
同じカテゴリー(toyotagarou)の記事
 ブログ休止のご案内 (2020-06-20 15:10)
 油絵の魅力展 5/13~6/1 (2020-05-09 18:02)
 増本寛子日本画展 会期変更 7/15~7/20 (2020-05-01 07:48)

Posted by 豊田画廊 │コメント(2)
この記事へのコメント
掛軸がずらっと並んだ画廊内の写真を見ると、いつもの雰囲気とは またちょっと違いますね。何かピリッと引き締まる様な感じがします。
作品の内容も大変濃い、という事なので、是非観に行きたいです。
最近の軸装は洋間に合うものも多いですもんね^^ 。
Posted by TGファン at 2016年07月27日 23:18
TGファン様
いつもありがとうございます。
大変に申し訳ありませんm(__)m
本日コメントに気が付きました。本当に申し訳ありません。

「日本画掛軸展」本日をもちまして終了いたしました。
画廊内がいつもと違った雰囲気で圧巻でした。有名作家の優品が多くとてもいい催事でした。
昨今、掛軸の需要が極端に少なくなってますが、日本の芸術品として後世に引き継がなくてはならない貴重なものとあらためて感じます。
また、機会があれば開催したいと思います。
Posted by 豊田画廊豊田画廊 at 2016年08月02日 18:13
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。