2015年02月21日 15:39
加藤亜作彦 日本画展 2/18~24
「加藤亜作彦 日本画展」
2/18(水)~24(火) 10:00~19:00(最終日は16:00閉場)

西行 晩年の歌
「 ねかはくは 花のしたにて 春しなん
そのきさらきの もちつきのころ 」 (山家集)
2/18(水)~24(火) 10:00~19:00(最終日は16:00閉場)

「きさらぎ」 6号
西行 晩年の歌
「 ねかはくは 花のしたにて 春しなん
そのきさらきの もちつきのころ 」 (山家集)
(願うことなら、桜の木のもと、春に死にたいものだ そう、あの二月の満月のころに)
「如月」は旧暦で、新暦でいう3月ごろの季節。花というのは梅ではなく「桜」。恐らく山櫻。
「望月」は満月。「きさらぎの望月の頃」というのは、2月15日をいう。
西行は、生前にこの歌を詠み、その歌のとおり、陰暦2月16日、釈尊涅槃の日に入寂したといわれている。
「望月」は満月。「きさらぎの望月の頃」というのは、2月15日をいう。
西行は、生前にこの歌を詠み、その歌のとおり、陰暦2月16日、釈尊涅槃の日に入寂したといわれている。
亜作彦先生は、西行 がお好きで制作においても影響が大きいそうです。
6号の「きさらぎ」の作品は、西行の歌の情景と切なさがまさに描かれており、悠久の歴史に心動かされます。
また、群青色の空間に儚い桜を描いた30号の「如月」も圧巻です。


繊細な色合いに、表現の美しさと、高い技術力で描かれた加藤亜作彦先生の日本画展にどうぞご来廊くださいますようご案内いたします。
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Posted by 豊田画廊
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